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乳房のX線撮影のことを、マンモグラフィーといいます。乳房は柔らかい組織でできているため、専用のレントゲン装置を使って撮影します。マンモグラフィーは触知不能な乳がんを検出するための最も感度の高い方法です。
基本的には、無症状な女性を対象に異常所見を発見することを目的とした検診と、何らかの症状のある、または触診で異常の認められた女性を対象に精密な検査を行う精検としての適応があります。実際には、乳房を約4−5cmに圧迫し、マンモグラフィー撮影装置で乳腺組織内部をフィルムに映し出す一連の流れをマンモグラフィーと言います。
マンモグラフィー撮影の放射線が人体へ及ぼす危険性は、ほとんどありません。(一回の撮影で乳房が受ける放射線の量は、東京―ニューヨーク間の飛行機の中で受ける宇宙からの自然の放射線量の約半分です。)触っても判らないような早期の小さな乳がんを腫瘤影や細かい石灰砂の影として見つけることができます。
1987年の老人保健法の改正以降、乳がん検診は法律で義務づけられており、主に問診と医師が見て触って診断する「視触診」という方法で実施されてきました。
しかし最近、厚生省研究班が行った「がん検診の有効性評価」では、「視触診による乳がん検診は、無症状の場合は死亡リスク低減効果が認められるが、有効性を示す根拠は必ずしも十分でない」ことから、乳房X線撮影(マンモグラフィー)の導入に関して、早急な対応が求められるとの結論が示されました。
X線撮影ですので放射線被曝はありますが、一回の撮影で乳房が受ける放射線量は、東京からニューヨークへ飛行機で行く時に浴びる自然放射線(宇宙線)の量のおよそ半分と言われております。マンモグラフィ−撮影に伴う危険はほとんどないか、あっても非常に小さいと考えられています。
乳がん検診は、乳腺は女性ホルモンの影響を受けており、月経がはじまる直前は卵巣から分泌されるホルモンによって影響を受け、乳房が硬くなったり、人によっては痛みを感じたりする場合があります。閉経前の方が乳がん検診を受ける際、また自己検診をおこなう際は月経開始後7〜10日くらいが最適と言われています。
自己検診で異常を感じた時は、しこり、乳頭分泌など、いつもと異なる症状がある方は、 できるだけ早く近くの医療機関で診察してもらいましょう。
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